ハヤトウリが安かったのでつい……
ハヤトウリの適当浅漬け
ばあちゃんが言ってました、「料理は勘」だって。しくじったら味見をしながら合わせればいい。
というわけでハヤトウリ君、君には弁当の隙間を埋める浅漬けになってもらわなくちゃならない。
1.切って剥く。灰汁で肌荒れに注意。
110円で4つ入っていた。結構ずっしり。
半分にしたらこんな感じ。種綿はまだほとんど無かった。ある場合は取り除きます。
結構な量になった。
ハヤトウリ、切ると結構ぬるぬるしている。これは灰汁なのだそう。今回のものは若い実のおかげか、そこまでひどくなかったけれど、すごいものだと手についてしばらく取れずに乾いて、黒くカピカピに荒れてしまうこともある。ばあちゃんも昔なっていたけれど、別段痒くもないし……とのことだったので、気にせず素手でいく。気になる人はビニール手袋をするといい。
また、まな板に切り口が接したままにしておくと、くっついちゃって離れなくなるので、写真のように水を張ったボウルか桶を用意しておくと楽。
剥き心地は、柔らかいジャガイモのようで、気持ちよい。するする剥けるぶん、手を切らないように注意。
まな板が灰汁で汚れると母が怒りそうなので、安いプラスチックせいのものに交代した。
2.塩揉みしてぬめり落とし&味付け
塩を適当にふる。適当にと言われても……という人、その気持ちよくわかります。僕もばあちゃんの言う適当に、がイマイチぴんと来なかったです。けれどホントに適当でいいんです。どうせ後で一旦水で洗うので。
それでもわからんという人は、瓜一個当たり小さじ二分の一くらいを入れてください。
塩をふったら、しばらく混ぜ混むようにして揉む。すると水分が出ると同時にいっそうぬるぬるしだすので、ぬめりを落とすように流水で洗うべし。灰汁で白く濁る。
つまみ食い。この時点でもわりと美味しい。しゃきしゃきの歯応えで、噛むとじんわり甘い。
まだ味が薄いなと思ったら、もう一度塩揉み洗いをして味見。これを繰り返す。味が濃すぎるな、と思ったらしばらく水につけておいて塩抜き。
3.酢で味をととのえる。
塩だけでも美味しいけれど、酢を入れると塩のとがった味が和らいでいっそうおいしうございます。
酢の量もやっぱり適当。わからんという人は、瓜ひとつにつき小さじ1 を目安に調整してください。
砂糖をいれるレシピもあるようだけれど、瓜じたいの甘味で十分な場合もあるので、味見しながら投入されたし。けれど砂糖をいれると日持ちしづらくなるのでご注意を。逆に長く持たせなきゃならんときは、砂糖をいれずに塩と酢を濃くしておいて、使うときにまとめて水で洗って塩抜きする方がよいだろう。
なんにせよ、適当に作った浅漬けなので、そう長くは持たないだろう。お早めにおめしあがりくださいな。
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