8月17日、宮崎県高鍋町は高鍋湿原に行った。日本一小さなトンボ、ハッチョウトンボが見られるということで有名な場所だけど、今回は見つからずじまい。8月後半じゃ、ちと遅かったか。
高鍋湿原こんなとこ
そもそもは防災ダム工事によってできた高鍋湿原。ダムを通り過ぎるとすぐに大きな立て看板があった。とても広い駐車場&公衆トイレで設備はバッチリ。
入り口横に事務所があって、資料が置いてある。川南湿原ほど立派じゃないけれど、季節の花の確認にはもってこい。
ちょっと奥へ歩くと、コミカルなオブジェが気になるトンボ橋が見えてくる。下にはダムへ注ぎ込む川が流れている。
バッタ。あまりバッタには詳しくないので「クツワムシかな?」と思って撮ったけれど、帰って図鑑で調べてみたらサトクダマモドキという虫っぽい。どちらかというとツユムシに近い虫。緑色がきれいだけど、トンボの翅にトンボがとまっている写真の方が撮りたかった。
トンボ橋の先にはこんな景色。背の低い森に囲まれた沼地、という様子。
高鍋湿原の生き物たち
まずは植物のみなさん。
サギソウ。川南湿原にも生えてるけど、ここ高鍋湿原では手を伸ばせば届く距離なので観察しやすい。
ヘビノボラズ。とげとげが生えているので蛇が登れない、という名前。葉裏が赤くて、なんだかもう秋の色どり。
つづいて動物たち。
ショウジョウトンボがそれはそれはたくさんいた。胸に模様がないのが特徴。ベニトンボは一匹も見なかった。
タイワンウチワヤンマ。おしりにうちわがある。このうちわが黒いのが特徴。ウチワヤンマもいた。
すごく写真が撮りづらかったけれど、メダカも結構な数いた。今や貴重なメダカの学校。
開園時間
開園時間は
4~6月…8:30~17:00 / 7~8月…8:30~18:00 / 9~10月…8:30~17:00
ハッチョウトンボ狙いなら、8月初めまでに行った方がよさそう。
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