用水路に生えてた野生のクレソン
近所をウロウロと散歩をしていると、用水路に白い花が咲いていた。クレソンだ。
クレソンの本当の名前は「オランダガラシ」
和蘭辛子
学名 Nasturtium officinale
アブラナ科オランダガラシ属の多年草。クレソン、というよく聞く名前は別名で、正式な和名は「オランダガラシ」。葉の付き方などはオオバタネツケバナに似るが、オランダガラシの方が花がより密集している印象。また果実の中に種子を二列につけるのも特徴。
その名の通りヨーロッパ原産の帰化植物で、あらゆるところに繁茂している困りもの。また輪をかけてその名の通りだが、食べると辛い。
小さなくす玉のようにぎゅっと密集した花序。花の一つ一つを見るといかにもアブラナ科らしい4枚の花弁で構成されている。
タネツケバナっぽく見える果実だが、見間違えることは無いだろう。
1~5対の小葉からなる羽裂した葉は特徴的だが、オオバタネツケバナとよく似ている。
果実(写真上)と、果実の中に並ぶ種子。この種子がオランダガラシでは写真のように2列で並ぶが、オオバタネツケバナでは1列である。
摘んで帰ってペペロンチーノに変身
増えすぎた帰化植物のクレソン、環境を守るために食べちゃうとしよう。ちなみにあんまり日持ちがしないそうなので、たくさんとっちゃうと後が大変かも。タケノコも生えていたので、蹴っ飛ばして折り取ってきた。ちょうど晩御飯の献立を決めあぐねていたのでこの子たちを使ったペペロンチーノに決定。
用水路でとれたてなので、ちゃんと洗いましょう。農薬とかが心配な場所なら、写真のようにしばらく水につけておくのがいいだろう。
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