ピーナッツ黒糖はどこ?
最近、ピーナッツ黒糖にはまっている。
もともと黒糖が大好きだ。登山のときも他の人が飴やチョコレートをおやつにしている中、僕は黒糖を一口サイズに割って、ラップで個包装にして持参していたくらい大好き。飴とかと違って、口の中ですぐに溶けてなくなるから、息の切れる登山中でも食べやすいのでおすすめ。
だけどさすがに黒糖だけをぼりぼりとむさぼり続けるのは、口の中が甘くなりすぎる。これはいかんせん。
と、悩んでいた時に出会ったのがピーナッツ黒糖だ。ピーナッツで甘さをうまく中和してくれていて、もうこれは無限に食べられる。コーヒーにもウイスキーにも合うし、勉強のお供に、ドライブのお供に、ここのところいつもピーナッツ黒糖をポリポリしている気がする。
(-“-)しかし、問題が。
まず、「ピーナッツ黒糖、実はあまり売っていない問題」
ココアピーナッツ、コーヒーピーナッツ、さらにアーモンド黒糖もあるのに、なぜかピーナッツ黒糖だけ狙ったかのようにおいていない店、けっこうあります。
そして、「ピーナッツ黒糖、わりと高い問題」
我が家周辺で唯一ピーナッツ黒糖を販売してくれているのが、なんとナフコ。ありがたいのだけれど、そのお値段、120gで200円。(-“-)牛肉か
まあ、ものすごく高いというわけでもないし、手間のかかるお菓子なのだろうけれど、毎日のように消費するピーナッツ黒糖常習者としては、いささかお財布にやさしくない。
という話をじいちゃんにしたら、
( `ー´)ノ「自分で作れ! 黒糖ならうちにたくさんある!(大意)」
との言葉と黒糖を頂いたので、ピーナッツを買って作ってみることにした。
ピーナッツ黒糖のつくり方
ネットで調べてみると、思ったよりもレシピにばらつきあった。これはつまり、細かいこと気にしなくても作れるということに違いない。
材料
ピーナッツ黒糖の材料は、当然ながらピーナッツと黒糖です。
右がじいちゃんがくれた黒糖。左が買ったバターピーナッツ。黒糖は粉末タイプでもカチ割のかたまりのやつでも、どちらでも大丈夫。ピーナッツは塩ありと塩なしがあったけれど、これもどちらでも大丈夫。ただ、ちょっと塩気がある方がおいしいと思う。
分量もひとまず1:1で作る。今回は50gずつ。(作ってみての感想としましては、もう少しピーナッツの量が多くてもよかったなと思います)
黒糖をとかして黒蜜状にする
黒糖と少量の水をフライパンで煮溶かして、黒蜜にする。
粉の黒糖なら不要だろうけれど、かたまりの場合はお湯とかである程度くずした方がいい。
中火で煮る。黒糖が全部溶けてサラサラになり、細かい泡が沸いてきたら、火を弱める。
ピーナッツを煮からめる
ここでピーナッツの登場。
最初のうちはなかなかピーナッツと黒糖がからまないけれど、根気よく煮詰めていく。
火加減はかなり弱火。黒糖がふつふつ沸くくらいにとどめておく。焦がさないように注意。
煮詰めているうちに、黒蜜にも粘りが出てきて、あぶくも大きくなる。写真のようにとろとろとピーナッツにからむようになったら、火から上げて次の工程へ。
冷ましつつ黒糖の結晶化
火から上げたら、根気よく混ぜ続ける。こうすることで、温度が下がりつつ水分も飛ぶので、黒糖が結晶化する。固まり始めると結構かたくなるので、木べらや金属製のスプーンなど、丈夫なものでかき混ぜましょう。
混ぜて混ぜて……混ぜて混ぜて混ぜて……混ぜていると段々白っぽく粉をふいてくる。ちゃんと混ぜないとピーナッツと黒蜜の巨大な惑星みたいなものができてしまうので、めげずに混ぜましょう。
5分くらい混ぜ続けたら、別の容器に移して、粗熱をとる。冷蔵庫に入れるとより水分が飛ぶけれど、湿度がある日は冷蔵庫から出したら結露してまたしっとりしてしまう。お天気と御相談あれ。
もしいつまでも固まらないようなら、煮詰めが足りなかった可能性があるので、もう一度火にかけましょう。
二周目もいける
作ってみたらわかると思うけれど、フライパンに結構な量の黒糖がこびりついて残る。なんだかもったいないですよね。
ここで朗報。なんと少しの水を足して火にかけると黒蜜になり、そこへピーナッツを投入するとピーナッツ黒糖第二弾が作れる!もったいないな~と思った方は、この方式で何周でも頑張ってください。
完成品
無限に止まらないピーナッツ黒糖、自分で作れるようになると経済的で、さらに消費ペースが上がる。本末転倒だけどおいしいのでぜひ!
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